無停電電源装置(UPS)とは?災害や停電対策としての重要性と選ぶ際のポイントについてご紹介

皆さん、こんにちは。

愛知県豊橋市を拠点に、電気工事の設計から施工、メンテナンスまで手掛けているK's電設です。


大きな電力を使う医療施設や公共施設、工場などでは、電源トラブルを防ぐ対処が欠かせません。設備やデータを守るためにもぜひUPSを導入しましょう。

今回はUPSとはどのようなものか、その導入メリットや選び方を詳しくご紹介します。




■ UPSとは?


UPS(Uninterruptible Power Supply)とは無停電電源装置のことです。機器のデータ損失やハードディスクの破損を防ぐのが、UPSの役割です。

停電などの電源障害は医療機関や公共施設に大きな悪影響を及ぼします。しかしUPSがあれば、機器を安全にシャットダウンするためのバックアップ電源を供給できます。また、機器のデータ損失やハードディスク破損を防げるのも、UPS導入の大きなメリットです。




■ UPSの重要性とは?



UPSを導入したいシーンはいくつもあります。特に、UPSは以下のような施設で高い効果を発揮します。


・病院・医療施設


病院や医療施設にとって、電源トラブルは致命的です。例えば、急な停電により医療現場では人工透析治療装置などの医用電気機器,手術灯などの停止によって患者さんを危険にさらしてしまう可能性は低くありません。また、電力の供給停止によって医療機器の損傷、患者さんの電子カルテなどのデータ損失のリスクも高まります。

UPSがあれば、停電などの電源トラブルが生じた際にも継続して電力供給が可能です。UPSは、患者さんの命や医療機器を守るために重要な役割を果たすのです。


・工場などの施設


工場などで電源トラブルが起きると、生産ラインが停止し稼働時間の損失が起きてしまいます。また、機器の再起動にも一定のコストがかかってしまうでしょう。

電源トラブルによってコンピュータや精密機器にダメージが及んだ場合、重要なデータも失われる恐れもあります。こういったトラブルは、生産ラインの停止だけではなく、品質低下や製品の廃棄につながるため、コストはどんどんかさんでいってしまいます。

工場ラインの停止や機器へのダメージといった重大なリスクを低減するためにも、ぜひUPSを導入したいものです。




■無停電電源装置の選び方は?

UPSにはさまざまな種類があるため、選び方に迷うケースも多いものです。ここからは、UPSの選び方について考えていきましょう。



・何を守るかに応じて選ぶ


UPSを設置するときには、電源トラブルから何を守りたいのかを明確にしましょう。

例えば工場で扱うデータを守りたい場合には、PCやサーバ、ネットワーク機器や検査装置をバックアップできるUPSを導入しましょう。工場で製造する製品の不良を防ぎたいときには、生産設備や製造ラインなどのバックアップも必要です。



・容量に応じて選ぶ


UPS導入時には、電力供給の容量や時間を確認しましょう。どれくらい電力を供給できるのか、何時間程度使い続けられるのかといったポイントをチェックしておき、ニーズに応じて活用したいものです。

また、バックアップ対象装置の消費電力などを確認することも重要です。



愛知県豊橋市のK's電設は、戸建て住宅からマンション、ビル、オフィス、工場まで、あらゆる物件の電気工事ができる対応力の高さが自慢です。

豊富な実績とノウハウを活かし、お客様のニーズに合わせた最適なプランをご提案いたします。

また、K's電設では、太陽光発電の設置工事だけでなく、各種電気工事のメンテナンスにも対応でき、細かな工事の種類ごとに別々の業者に依頼した場合に比べ、打ち合わせの手間やコストを減らすことができます。

工場の電気工事の施工実績も豊富で、お客様のニーズにとことんお応えし、高い技術力による満足度の高い工事をお約束します。電気に関するお悩みは、どんなに小さなことでもお気軽にご相談ください。