白物家電と黒物家電は何が違う? 名前の由来や分類の基準を紹介

 

家電には実にさまざまな種類がありますが、一般的には「白物家電」と「黒物家電」に大きく分けられます。違いがよくわからない方も多いと思われますが、この2つは何を基準に分類されているのでしょうか。


まず、白物家電に該当するのは、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジ・炊飯器などです。これらは主に日常生活で用いられ、家事の負担を減らす役割を果たしていることから「生活家電」とも呼ばれます。白物家電と呼ばれている理由は単純で、普及し始めた当初に白い製品が多かったからです。



それに対し、黒物家電に含まれるものにはテレビ・レコーダー・カメラ・ゲーム機などがあります。これらもやはり、普及当初は黒っぽいものが多かったため、白物家電と対比する形で黒物家電と呼ばれるようになりました。生活の利便性や家事の負担軽減よりも、趣味や娯楽に使われるものが多いため、「娯楽家電」とも呼ばれています。


したがって、単に白ければ白物家電、黒ければ黒物家電というわけではありません。一方、白物家電は生活に欠かせないものであるためか、減価償却に関わる「法定耐用年数」が、黒物家電よりも若干長い傾向にあります。たとえばパソコンは4年、コピー機やその他事務機器は5年ですが、冷蔵庫・エアコン・洗濯機は6年です。事業所などで購入した時は、白物家電の方が節税効果は大きいといえるでしょう。


ただし、白物家電は価格が高いため、予想外のタイミングで壊れると急な出費を余儀なくされます。法定耐用年数はあくまでも減価償却の基準なので、実際の寿命はもう少し長い傾向にありますが、家電はいつ故障するかわかりません。突然の故障で困らないよう、まだ動いていても定期的に買い換えるのが望ましいでしょう。