10月に入り、2022年も本格的な秋を迎えました。気温も一気に下がってきて、真夏の暑さが嘘のようです。これでエアコンも当分はお休み……と言いたいところですが、何もせず冬まで放置するのはよくありません。なぜなら、秋の間にエアコン内部でカビが繁殖し、冬に暖房をつけた時に吹き出してくる場合があるからです。
秋のエアコン内部には、夏場の冷房運転の際に発生した結露水が残っています。また、秋は過ごしやすい気候ではあるのですが、秋雨前線や台風の影響で梅雨のような長雨が続きます。これらの影響で、カビが繁殖しやすい気温20℃~30℃・湿度70%以上という条件を満たす日が多くなり、油断するとエアコン内部がカビだらけになってしまうのです。
そのため、秋になってエアコンを使わなくなったら、晴れた日に半日ほど送風運転をして内部を乾燥させましょう。内部クリーン機能を搭載しているエアコンなら、そちらを活用するとより効果があります。
さらに、汚れやホコリはカビのエサになるため、フィルターのホコリは掃除機で吸い取り、ルーバーや通風路なども簡単に拭き掃除をしておくのがおすすめです。オフシーズンのうちにしっかりとエアコンのメンテナンスを行い、再び出番が来る冬に備えましょう!