皆さん、こんにちは。 愛知県豊橋市を拠点に、電気工事の設計から施工、メンテナンスまで手掛けているK's電設です。
近年、急速な気温の上昇により、工場や倉庫でも夏の暑さへの対応が急がれています。
本格的な夏を前に、工場や倉庫に業務エアコンを設置したい、または、メンテナンスしたいとお考えの企業様も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、工場や倉庫における業務用エアコンの選び方から設置費用、おすすめのエアコン機能について解説していきます。
■工場・倉庫の業務用エアコン選びのポイントは?
工場や倉庫における業務用エアコン選びでは、2つのポイントが重要です。
・必要な馬力を知る
業務用エアコンの馬力とはエアコンの強さのことで、メーカーによってはエアコンの能力を表すkwで表示されることもあります。
1馬力は2.8kwに換算され、およそ8畳分の空調を管理できる強さです。
必要以上の馬力では、室内の空調を早く整えることができる反面、電気を無駄に使ってしまいます。反対に馬力が足りなければ、常に最大出力で稼働しなければならず、コストが上がってしまうでしょう。
業務用エアコンの馬力は、設置する工場や倉庫の条件に合わせて選ぶことが大切です。
・業務用エアコンの種類を決める
業務用エアコンには、天井埋込型・天井吊型・壁掛型・床置型の4つの種類があります。
天井埋込型は業務用エアコンとして広く採用されているタイプで、エアコン本体を天井に埋め込んで設置するものです。一方天井吊型は、天井埋込型が設置できないような場所において選択され、エアコン本体が天井下に露出しています。
一般的な家庭用エアコンは壁掛型の一種です。最も手軽に設置できるのは、エアコン本体を床に置くタイプの床置型といえます。
■気になる!業務用エアコンの設置費用はいくらかかる?
工場や倉庫のような能力の高い業務用エアコンを必要とする場合は、設置費用が気になるところです。
業務用エアコンにかかる費用は3つに分類されます。
・本体コスト
業務用エアコンの本体コストは、エアコンの種類はもちろん、馬力やスペックによっても変動します。
出精値引きといって、企業努力により本体価格を抑えられる可能性はあるかもしれません。
・設置コスト
エアコンを設置する際にかかる工事費用で最も高いのは、天井にエアコン本体を埋め込む必要がある天井埋込型です。次いで天井吊型、壁掛型と続きます。
設置費用をなるべく抑えたい場合は、設置が容易な床起型がおすすめです。
・ランニングコスト
業務用エアコンにかかるランニングコストとは、ほとんどが電気代です。
電気代はエアコンの消費電力に比例して高くなりますが、おおよその値は事前に計算できるため、購入の際の目安にするとよいでしょう。
■おすすめの業務用エアコンの機能とは?
最新の業務用エアコンには、冷暖房機能以外にもさまざまな機能が備わっています。
ここでは、工場や倉庫におすすめの機能について紹介します。
・温度調節機能
工場には多くの機械が置かれており、機械から発せられる熱によって室内の温度が上昇しがちです。熱がこもったり冷房が隅々まで行き渡らなかったりする環境では、温度調節機能に優れた業務用エアコンを選ぶようにしましょう。
・空気清浄機能
エアコンを稼働させると、空気中に埃やゴミが舞ってしまいます。
製品への混入や機械の誤作動を防ぐためには、空気清浄機能のあるエアコンがおすすめです。
■まとめ
K's電設では工場や倉庫、病院など、特殊な環境における業務用エアコンの設置を多数手掛けています。
豊富な実績から、あらゆる物件に対応できるノウハウがあり、お客様のニーズに合ったご提案と満足度の高い工事ができる点が強みです。
業務用エアコンの設置にはコストがかかるため慎重になるものですが、そこで重要となるのが業者選びではないでしょうか?
K's電設なら各種電気工事・メンテナンスに幅広く対応できるため、工事の種類ごとに違う業者に依頼する場合と比べて、手間もコストも大幅に減らすことができます。
工場や倉庫、病院において、これまでの空調設備にお悩みのある企業様は、K's電設までお気軽にご連絡ください。
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