キュービクルの耐用年数は?法定耐用年数と実用耐用年数を解説  

皆さんこんにちは。愛知県豊橋市を拠点に様々な電気工事を行っている株式会社K's電設です。弊社では、戸建て住宅からマンション、ビル、オフィス、工場など、あらゆる物件に対応しています。


さて本日は、キュービクルの耐用年数について解説します。法定耐用年数、実用耐用年数から機器ごとの耐用年数を示しましょう。合わせて、キュービクルのメンテナンスの重要性も取り上げるので、少しでも長持ちできるように使ってください。




■キュービクルの法定耐用年数と実用耐用年数



キュービクルの法定耐用年数と実用耐用年数を示しますが、まずそれぞれの用語の意味を解説しましょう。



・定耐用年数とは?

法定耐用年数とは、国が資産ごとに法で定めた固定資産を使える期間のことです。法定耐用年数は工業標準化法のJIS規格に基づいて決まります。


ただ、実際には法定耐用年数を過ぎても、しばらくは使えます、



・用耐用年数とは?

実用耐用年数は、法律で定めたものではなく、性能や状態から見て、実際に何年使えるかという期間を表します。法定耐用年数よりも、実情に近い数値といえるでしょう。



・キュービクルの場合は?

キュービクルの法定耐用年数は15年です。キュービクルは高圧電力を利用する機械であり、安全に使用できる期間としての法定耐用年数が定められています。


法定耐用年数は実際に使える期間よりも短めに設定されているので、実用耐用年数はもう少し長くなります。実用耐用年数は15~20年くらいに設定されることが多いです。


つまり、法定耐用年数が過ぎても、キュービクル自体は使用できるということです。




■キュービクル機器ごとの法定耐用年数と実用耐用年数


キュービクルそのものの法定耐用年数は15年、実用耐用年数は15~20年くらいになりますが、キュービクルで使用されている機器によってもそれぞれの年数が異なります。以下に掲載してみましょう。


● 変圧器:法定耐用年数15年・実用耐用年数20年

● 屋内用ヒューズ:法定耐用年数15年・実用耐用年数15年

● 屋外用ヒューズ:法定耐用年数10年・実用耐用年数10年

● コンデンサ:法定耐用年数15年・実用耐用年数15年

● 高圧遮断機:法定耐用年数15年・実用耐用年数20年

● 断路器:法定耐用年数15年・実用耐用年数20年

● 高圧負荷開閉器:法定耐用年数15年・実用耐用年数20年

● 避雷器:法定耐用年数15年・実用耐用年数15年

● 計器用変成器:法定耐用年数15年・実用耐用年数20年

● 保護継電器:法定耐用年数15年・実用耐用年数20年

● 高圧カットアウト:法定耐用年数15年・実用耐用年数20年


引用元:キュービクルの耐用年数とは?設置する必要性や必要な手続きを解説


法定耐用年数については、野外用ヒューズが10年となっています。実用耐用年数は製造するメーカーによって変わります。




■キュービクルは定期的なメンテナンスが重要



キュービクルの法定耐用年数は法で定められたものなので変えようがありませんが、実際に使える年数についてはメンテナンス状況によって変わってきます。キュービクルの法定耐用年数は15年ですが、メンテナンスをしっかり行えば、15年を超えた稼働も可能です。


では、どのようなキュービクルのメンテナンス方法があるかというと、定期点検や部品交換、外箱の再塗装・補修・清掃などです。


定期点検については、電気事業法による取り決めがあります。月に1度の頻度で簡易点検をしなければいけないことになっているのです。また、年に1度は、稼働を停止させ、施設内も一斉停電させ、大規模な保安点検をすることが義務づけられています。この取り決めを守ることがまず大事です。


部品交換については、あまり古いものになると代わりが入手しにくくなり、故障した場合は復旧に時間がかかり、長期停電という事態もあり得ます。適度な時期に交換しましょう。外箱は正常な環境で再塗装・補修・清掃を行えば、長持ちします。


これらのメンテナンスをしっかり行うと、法定耐用年数を超えて、20年どころか、30年使える場合もあります。




まとめ

今回は、キュービクルの耐用年数について解説しました。


キュービクルの法定耐用年数は15年、実用耐用年数は15~20年です。耐用年数については、メンテナンス状況によっても変わってくるので、大事に使い、長持ちさせるようにしましょう。


K's電設では、工場や商業施設、大型ビルなど幅広い施設に対する電気工事を行っています。キュービクルの設置から長期的な安定稼働のためのメンテナンスなどもできますから、ぜひお問い合わせください。