皆さんこんにちは、愛知県豊橋市内や近隣地域で電気工事の設計から施工、メンテナンスなどを行っているK's電設です。弊社では幅広い対応力でお客様のニーズにお応えし、満足感や安心感を得ていただけるように日夜励んでおります。
さて、本日のブログでお伝えするテーマは工場電気設備のメンテナンスの重要性です。工場を安定して稼働させるためには、電気設備が本来の役割を果たしてもらう必要がありますが、そのために大事になってくるのがメンテナンス。
そこでメンテナンスの重要性を考えながら、メンテナンス工事をしてもらう業者選びのポイントも見てみましょう。
■電気設備のメンテナンスはなぜ必要?
まず、電気設備のメンテナンスがなぜ必要なのかを考えてみましょう。
電気設備の点検やメンテナンスのことを保守点検とも言いますが、保守点検が正しく行われると、電気設備の小さな不具合や異常を早い段階で把握できます。早い段階でというところがポイントで、致命的な故障や事故が起きる前に対策ができるのです。
逆の場合を考えてみましょう。電気設備の保守点検が適切に行われていないと、急に工場内で電気設備が使えなくなることもあります。完全に使えなくならなくても、部分的に使用できなくなることもあるでしょう。
そうなると、修復のために電気設備を停止せざるを得なくなり、工場運営に大きな悪影響が生じます。結果として、収益の損失にもつながります。
また、工場電気設備の故障や異常によっては機械だけの問題だけでは済まず、スタッフがけがをするなど人的な被害が生じることもあるでしょう。そうなれば、大変です。
以上のようなことから、工場などの電気設備は定期的に保守点検して、しっかり管理しておく必要があるのです。
■工場設備メンテナンスのポイントは?
工事設備メンテナンスのポイントを解説します。ここだけは押さえてほしいというポイントになるので、しっかりチェックしてください。
・速さ
工場のメンテナンスでカギを握るのが速さです。異常箇所を速く見つけて、速く修理して、素早く復旧させないといけません。原因探求・部品交換・修理・復旧に時間がかかるようだと、工場の機能が著しく損なわれ、大きな損害が生じます。
メンテナンスの専門の業者に依頼するにしても、作業が速いところを選びたいですね。
・改善
工場メンテナンスのもう一つのポイントが改善です。修理した後また故障が生じるようでは困ります。修理前の状況よりも事態が改善し、設備の機能が向上していないといけません。
改善と向上はセットになっていることが望ましいです。改善するだけでいいとする工場主もいるでしょうが、向上しさらに機能が使いやすくなっている方がメンテナンスの価値も上がります。
また、再発防止策も徹底しておかないといけません。次回故障したときの代替機を用意する、修理会社への連絡方法を確認しておくなどの対策を講じましょう。
・予防
予防も大事なメンテナンスポイントです。故障や異常が生じてから修理をすることも重要ですが、できればそのような事態が起きないようにしておきたいところ。
予防の方法としては、最新技術・工夫を取り入れるなどもいいでしょう。最新技術により設備の操作性・安全性・機能性・耐久性が向上し、新たな不具合が生じにくくなります。
・寿命を見る
工場設備のメンテナンスを行う際に、機器の寿命を確かめておきましょう。寿命が近くなった機器は生産性も低下し、コストもかかるものです。
これはだいぶ古いなという設備があれば、思い切って交換することも考えてください。新しい設備の方がしっかり稼働し、生産率も上がりますから、導入費用がかかっても最終的には利益に転じるでしょう。
・メンテナンスの種類も知っておこう
工場設備のメンテナンスの種類も覚えておきましょう。次のような種類があります。
● 定期メンテナンス
● 予防メンテナンス
● 事後メンテナンス
▼定期メンテナンス
定期メンテナンスは、毎日、1週間ごと、1か月ごと、1年ごとのように一定の期間ごとにメンテナンスを行う方法です。多くの企業で取り入れている方法でしょう。
定期メンテナンスではあらかじめ決められた工程で作業が行われるので、スムーズに進みやすいです。定期メンテナンスで不具合や異常が見つかったら、すぐに対処もできます。
ただ、決められた作業になっているということは、作業の対象になっていない不具合や異常を見落とす恐れはあります。
▼予防メンテナンス
予防メンテナンスは不定期に行われますが、設備に何らかの異常が生じたときに実施されることが多いです。例えば、設備から異音が発生しているので今後の不具合を予防するためにチェックするとか、稼働部の動きが鈍くなっているのでそのまま止まることを避けるためにメンテナンスするとかなどです。
予防メンテナンスでは異常箇所に絞った作業になるので、コストや手間、時間などが抑えられます。
▼事後メンテナンス
事後メンテナンスは予防メンテナンスよりも症状がひどい故障が起きているときに行われます。設備の一部が完全に機能不全に陥っている、故障して動かないなどの場合です。
事後メンテナンスのポイントは、該当箇所を修理し、元の状態に復元することです。再び故障が起きないように徹底的に修理します。
■工場電気設備メンテナンス業者の選び方とポイント
工場電気設備のメンテナンスを行いたい場合、専門業者に依頼することになりますが、大事なのはどこの業者を選ぶかです。そこでメンテナンス業者の選び方とポイントを解説します。
・業者の対応状況を見る
一口に工場と言っても様々な種類があります、導入している設備も皆違います。
そこでポイントになるのがメンテナンス業者の対応状況です。自社工場の設備に対応できる体制、機器、技術、人材が用意されているか確認しなければいけません。実際に業者に依頼する前に、よく話し合いをして、対応状況をチェックしてから申し込んでください。
・スタッフの対応
メンテナンス業者であろうと他の業者であろうと、対応するのはスタッフですから、その質を見極めましょう。
マナーなども大事ですが、具体的な提案をしてくれるか、丁寧な技術指導があるかなどは大切なチェックポイントです。詳しい説明をしてくれる業者なら、安心してメンテナンス作業を任せられるでしょう。
説明が不十分なまま、新しい設備の購入を勧めてくる業者は要注意です。
・アフターフォロー
メンテナンス作業は1回終わればそれで済むというものではありません。今後どうなるか利用し続けてみないと分からないのですが、その際に大事になるのが業者のアフターフォロー体制です。
アフターフォローが充実している業者なら、修理後不具合が生じてもすぐに対応してくれるでしょう。保証期間内なら無料で修理してくれるはずです。
メンテナンス後技術相談に応じてくれるところもあります。
実際に業者に依頼する前に、アフターフォロー体制について確認しておきましょう。
・実績と技術力を確認
工場メンテナンス業者を選ぶ際は、実績と技術力を確認しておきましょう。過去にどのようなメンテナンス作業を行っているかを見ることで、自社工場のために依頼すべきかどうかの判断材料になります。
技術力の低い業者は問題外ですが、高くても自社工場に合った技術力になっているかチェックしてください。
その上で、実績・技術力の高い業者にメンテナンス作業をお願いするのがおすすめです。
■まとめ
今回は、工場電気設備のメンテナンスの重要性とメンテナンスのポイント、メンテナンス業者の選び方などを紹介しました。
工事電気設備を問題なく稼働させるためにはメンテナンスが非常に重要になります。メンテナンスがしっかり行われれば、その後も順調に設備が働き続け、収益も上がっていくでしょう。
ただ、メンテナンスを行う際は、信用できる実績のある業者に依頼するのが大事。そのような業者が見つかれば、安心して任せられます。
そんな業者の1つがK's電設です。K's電設では、戸建て住宅からマンション、ビル、オフィス、工場など、あらゆる物件に対応。経験の中から培った対応力の高さが弊社の自慢です。
工場の電気工事・保守・メンテナンスなどについて相談したいことがあれば、ぜひ弊社までご連絡ください。