IHクッキングヒーターを取り付ける時は、間口や高さにご注意ください!

IHクッキングヒーターは、安全性の高さやお手入れのしやすさなどから、近年人気を集めています。新築時に設置、もしくはガスコンロからのリフォームを検討している方も多いでしょう。しかし、適当に取り付けようとするとうまくいかないこともあるため、いくつかの点に注意しなければなりません。


まずやっておきたいのは、IHクッキングヒーターの間口(幅)の確認です。多くのIHクッキングヒーターの本体は、ほとんどのキッチンに設置できるサイズになっていますが、より使いやすいサイズを選ぶに越したことはありません。大きめの鍋を使いたければ間口75cm、省スペースにしたければ60cmなど、料理のスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。



また、ガスからIHにする場合は、最低でもガス機器の撤去とガス栓の閉栓作業、そして電圧200Vの電源を引き込む分電盤の工事が必要になります。200Vの電源を設置するのは、IHは100Vの電源だと作動しないものが多いからです。これらは専門の資格が必要な工事なので、資格を持った業者に依頼しなければなりません。


さらに、古いシステムキッチンを使用しているご家庭では、IHの高さがキッチンと合わないことがあります。この場合は、キッチン全体のリフォームが必要になるかもしれません。どのような工事が必要なのか業者に確認を取った上で、慎重にリフォームを進めるのが望ましいでしょう。