電気ケトルと電気ポットはどちらがおすすめ?使い勝手や電気代を比較

お湯を沸かすのに使う家電といえば、電気ケトルと電気ポットの2つがあります。両方とも電気を使ってお湯を沸かすという仕組み自体は同じですが、使い勝手や電気代などに注目した場合、どちらの方が優れているのでしょうか?


まず、電気ケトルは容量が1L程度の製品が多く、一度に沸かせるお湯の量は少なめです。その分、短い時間でお湯を沸かすことができるため、少量のお湯をすぐに使いたい場合に向いています。少人数のためにコーヒーを入れたり、カップ麺を作ったりする時にはとても便利でしょう。

一方、電気ポットは容量が2~3L、中には5Lの製品もあるなど大きめです。加えて、一般的な電気ケトルにはない保温機能もついているため、大人数で使いたい時や長い時間をかけて利用したい時などに向いています。人数の多いご家庭で、朝から夜までお湯を使えるようにしておきたい時などに最適です。


そして電気代については、1Lのお湯を沸かす場合で計算すると、機種にもよるものの電気ケトルの方が安い傾向にあります。また、電気ポットは保温にも電気代がかかる点に注意しなければなりません。使う予定もないのに大量のお湯をストックしておくと、その分余計な電気代がかかってしまうわけです。


以上の特徴を踏まえて考えると、電気ケトルも電気ポットも一長一短であり、臨機応変に使い分けることが大切だといえます。一度に使うお湯の量が少なく、なおかつ電気代を節約したいのであれば、電気ケトルがおすすめです。