お風呂の追い焚きと自動保温の違いは?ガス代を節約できるのはどっち?

寒い冬はお風呂にゆっくりとつかり、体を温めたいものです。しかし、お湯を張ってから時間が経過すると、お湯が冷めてしまうのが困りもの。家族の人数が多いご家庭や、帰宅が遅い人がいるご家庭だと、最後の人が入る頃にはすっかりぬるくなっていることもあるでしょう。


その対策として、「追い焚き」や「自動保温」といった機能を備えたお風呂もあります。追い焚きは、湯船のお湯を再び温める機能。自動保温は、設定した温度を保つように自動で細かく追い焚きを行う機能です。これらの機能はとても便利ですが、ガス代が気になる方もいると思われます。節約を考えた場合、追い焚きと自動保温はどちらがお得なのでしょうか?



結論から言うと、お湯の温度を保ちたい時間が1時間未満なら自動保温が、それ以上であれば追い焚きがお得になります。自動保温は1回あたりのガス消費量は少ないのですが、長時間温度を保つために何度も温め直していると、追い焚き1回分よりガス代が高くなってしまうからです。


そのため、次の人の入浴が1時間以上後なのであれば、自動保温機能はオフにしておき、入る直前に追い焚きした方がガス代を節約できます。毎日のちょっとした工夫が節約につながるので、家庭環境に合った利用スタイルを考え、家族みんなで温かいお風呂を楽しみましょう。