冬の電気代が高くなるのはなぜ? その理由と節約方法を知っておこう

冬は寒さが厳しくなると同時に、電気代が非常に高くなる時期でもあります。電気料金の明細を見て、「こんなに使ったの?」と驚くことも多いでしょう。こうなってしまうのは、もちろんエアコンなどの暖房を多用するからですが、冬場の電気代は具体的にどのくらい高くなるのでしょうか。



総務省統計局の家計調査によると、四半期で最も電気代が安くなるのは秋(10月~12月)で、2人以上の世帯の平均電気代が月9,233円です(2015年~2019年の平均値)。

一方、同じ条件で電気代が最も高くなるのは冬(1月~3月)で、月1万3,483円。実に、秋の1.5倍近い高さになります。



ちなみに、夏(7月~9月)は月9,726円で、イメージほど高くありません。これは、暖房費に比べると冷房費の方が安い傾向にあることや、夏場は太陽が出ている時間が長い分、照明をつける時間が短くなることなどが関係していると考えられます。年間の電気代を節約したければ、冬にこそ工夫が必要になるといえるでしょう。


そのためにも、こまめな節電を心がけるとともに、電力料金プランの見直しも検討するのがおすすめです。当ブログの過去記事でも、冬場の電気代を抑えるコツをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



【関連記事】

高くなりがちな冬の電気代を抑えるコツとは?