高くなりがちな冬の電気代を抑えるコツとは?


寒くなってきて、そろそろ暖房の使用をされているご家庭もあるかと思います。そんなときに気になることといえば、やはり「電気代」ですよね。実は夏場に比べて冬場のほうが、より多くの電気代がかかってしまうそうです。


今年は消費税が10%に上がったこともあって、節約できるところはしっかりと節約しながらお得に暮らしていきたいと考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな冬場の電気代を節約したい方に向けて、冬場の電気代を抑えるコツについてご紹介いたします。




■エアコンで室温を温める仕組み



そもそもエアコンで室内を温めるときは、どのような仕組みで行われているのでしょうか?

エアコンの冷房と暖房では、どちらも同じく「ヒートポンプ技術」というものが利用されています。ヒートポンプ技術とは、空気中から集めた熱を冷媒というガスに乗せて移動させる技術で、これによって空気を温めたり、冷やしたりしています。


暖房時にはヒートポンプが冷媒を膨張させて外の空気より冷たくし、冷媒が外の熱を吸収しやすくします。このとき集めた熱を室内機まで送り出す間に、空気を圧縮させることにより、暖かくしてから空気を室内へ送り込んでいます。


冷房の場合は、外気との温度差はせいぜい15℃〜20℃ほどですが、氷点下の季節では外気と室温との温度差は20℃以上となっています。そのため、冬場は夏場に比べてヒートポンプの働きが激しくなり、より大きな電力を消費することになります。このように冬場は温度差が大きくなってしまうために、消費電力が大きくなって電気代も高くなってしまうのです。


とはいっても、暖房を使わないわけにいきません。どのようなことに気をつければ、冬場のエアコン代を節約することができるのでしょうか。




■冬場にエアコンの電気代を抑えるポイント


・断熱窓や扇風機を利用する



エアコンを使用する際には、できるだけ窓の断熱対策を行って、外の冷気による影響を軽減するようにしましょう。窓ガラス自体を耐熱ガラスに変えるという手もありますが、それが難しいようなら厚みのあるカーテンや断熱カーテンに衣替えする方法もあります。または現在使用している窓ガラスに、断熱シートや断熱フィルムを貼り付けるといった対策も手軽にできて効果的です。


さらにエアコンに加えて、扇風機やサーキュレーターを併用することもおすすめです。暖かい空気は上に溜まりやすく、エアコンの風だけでは暖かい空気が部屋中に行き渡らないことが考えられます。扇風機やサーキュレーターを使用して気流を生み出し、暖かい空気の廻りをよくしてあげましょう。



・弱運転ではなく自動運転に切り替える


エアコンの電気代をなんとか節約しようとするとき、弱運転の方が電気代を抑えられるのではないかと考えがちです。しかし、実は弱運転がゆえに電気代が高くなってしまっている可能性があります。


エアコンの運転では、設定温度まで室温を上げる際に最もパワーを要します。設定温度まで達した後の運転では、電気代への負担はそこまで大きくありません。自動運転では、「設定温度までは強運転、設定温度後は弱・微弱運転」のように、電気代をできるだけ抑えられるような効率のよいエアコン運転をしてくれます。


自動運転モードで手っ取り早く室温を上げてしまい、その後もエアコン自体に運転調整をしてもらうほうが、電気代から見てもお得だといえます。



・フィルターや室外機のチェックをこまめに行う



フィルターの掃除や室外機まわりのチェックはこまめにしてあげるようにしましょう。フィルターに汚れが溜まっていたり、室外機まわりに風通しが悪くなるような障害物を置いておいたりすると、エアコン本来のパフォーマンスが発揮できません。その分余計に電力を消費してしまうので、電気代も高くなってしまいます。


また、愛知県は大雪が降るような雪国ではありませんが、室外機の機能を正常に働かせるためにも、雪対策を施しておくほうが無難です。エアコンや室外機の効率が落としてしまうことも、電気代高騰の原因の一つです。




■まとめ



冬場の電気代は、1年を通して一番高額になる傾向にあることは事実です。しかし日常から対策に取り組んでいくことで、冬場の電気代をある程度節約することができます。上記で挙げたポイントに気を付けながら、お得に冬を乗り切ってくださいね。


また、ご家庭によっては電気会社の見直しによって、電気代が年間で2万円近く安くなるというケースもあります。さまざまな会社が電気の取り扱いを始めていますので、見直してみようかなという方は、ぜひ調べてみてくださいね。