5Gの新技術で社会が変わる!3つの特徴と期待される活用方法

 


ニュースなどで以前から話題になっている5Gですが、最近では携帯電話のCMでも耳にする機会が増え、身近に感じるようになった方も多いのではないでしょうか。


しかし、5Gで生活が便利になるイメージはあっても、どのようなサービスで今までと何が変わるのか、具体的にはわからず難しく感じている方もいらっしゃるかもしれません。


そこで今回は、今年から順次サービスがスタートする5Gについて詳しく解説します。




■5Gの3つの特徴

5Gは「5th Generation」の略です。「第5世代移動通信システム」という意味で、携帯電話などに使われる「次世代通信規格」の5世代目になります。


1Gが普及したのは携帯電話が初めて登場した1980年代。音声通話のみのアナログ方式の1Gから、携帯電話でメールやインターネットができるデジタル方式の2Gになり、通信技術の発展とともに、約10年ごとに進化を続けてきました。


5Gには、高解像度の動画配信でも今まで以上のスピードで接続できる「超高速化」、一度に接続できる台数の増加に対応可能な「多数同時接続」、遅延速度を抑えてリアルタイムでアクセスできる「高信頼・低遅延」の大きな3つの特徴があります。


5Gの大きな技術革新によって社会インフラが大きく変わる可能性があり、携帯電話やインターネットの通信以外でもさまざまな分野において実用化が期待されています。




■5Gの3つの特徴で比較!4Gから5Gへの進化

それでは4Gと比べて5Gは具体的にどれほど進化しているのでしょうか?5Gの3つの特徴である「超高速化」「多数同時接続」「高信頼・低遅延」で比較してみましょう。


・超高速化

5Gの通信速度は4Gの時と比べて20倍に。容量の大きな高解像度の画像や動画でも、待ち時間を気にせずダウンロードできるようになります。


・多数同時接続

5Gになると、4Gの10倍の数のデバイスを同時に接続することが可能です。通信機器だけでなく、家電などあらゆる機器をネットワークにつなげるIoTも、ストレスなく利用できるようになるでしょう。


・高信頼・低遅延

4Gでは 0.010秒だった通信の遅延が0.001秒とごくわずかになり、4Gで発生していた遅延速度の10分の1まで減少。高い信頼性が必要な遠隔制御や遠隔医療のリアルタイム操作でも、安定した接続が可能になります。




■5Gで世界が広がる!期待される活用方法

今後、5Gが社会インフラやビジネスなどあらゆるシーンで活用されていくでしょう。


5Gにより4K・8Kなどの高精細な映像もリアルタイムでの配信ができるようになります。すでに5Gを活用したスポーツ観戦の実証実験が行われており、プロ野球の公式戦やラグビーワールドカップでは、観客が試合をリアルタイムで観戦できるサービスが提供されています。今後さらに音楽のライブ、スポーツなどの配信が増えていくでしょう。


自動運転では、交通状況や歩行者の情報、地図などを常時サーバーと通信する必要があります。また、医療や建築現場、災害復旧などの分野では、大容量のデータのやりとりが高い精度で求められます。「超高速化」「多数同時接続」「高信頼・低遅延」によって、遅延が少ないリアルタイム操作が可能になり、今まで進められてきたサービスが大きく発展すると期待されています。




■世界中で5Gのサービスがスタート

すでにアメリカ、韓国、イギリスなど世界19ヵ国では2019年に5Gがスタート。日本は2020年春から商用サービスが始まり、次世代の通信インフラとして大きな注目を集めています。5G導入元年の今年は、今まで以上に5Gの話題が取り上げられるでしょう。


すでに5Gに対応したスマートフォンの新モデルが各社から発表されており、インターネットに接続するIoT家電も次々と発売されています。5Gをいち早く使ってみたいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


「超高速化」「超多数同時接続」「超低遅延」によって、大きな技術革新をもたらすといわれている5G。さまざまな分野で注目されているシステムなので、今後、みなさんの身近なサービスにも5Gの利用が広まっていくでしょう。