ブレーカーや分電盤の点検の重要性とは?

皆さん、こんにちは。愛知県豊橋市を拠点に、電気工事の設計から施工、メンテナンスまで手掛けているK's電設です。


ブレーカーや分電盤は、「いつどのような点検が必要なのかよくわからない」と疑問や不安を抱えている方も多いでしょう。今回はそんな方に向けて、ブレーカーや分電盤の役割や点検の重要性、適切な定期点検の頻度について解説します。




■そもそも分電盤の役割とは?



そもそも分電盤とは、電力を複数の回路に分けて分配する役割を担う電気設備です。建物の照明器具やコンセントなどに電気を供給するための装置としてはもちろん、漏電や過負荷を検知して電気を遮断する、安全装置としての役割もあります。


また、ブレーカーとは過電流や漏電を感知して自動的に電気を遮断する装置で、火災や感電などの事故を防ぐ役割があります。一般的な分電盤には漏電ブレーカーや安全ブレーカーが内蔵されており、まさに電気の安全を確保するための重要な存在です。




■分電盤の点検の重要性とは?



分電盤が電力を分配する役割や安全装置としての役割を十分に果たすためには、定期的な点検が重要です。定期的に点検することで異常の早期発見につながり、トラブルを防止することにもつながります。


たとえば経年劣化による電気絶縁の劣化や故障のリスクを低減し、火災や感電事故などの予防にもつながります。また、分電盤の性能を保ち、長期的に安定した電気供給を確保するためにも定期的な点検は重要です。


また、分電盤の点検は、電気事業法に基づいて保安規程で定められた頻度で行うことが義務付けられています。




■分電盤の定期点検はどれくらいの頻度でするのが良い?



分電盤の定期点検は、一般住宅であれば年1回以上の定期点検が推奨されています。工事現場や事業所などについては、月1回以上行うのが一般的です。点検をして異常があれば、すぐに修理や補修などを行うことが大切です。必要に応じて最新の分電盤に交換することで、省エネ効果や電気設備の信頼性向上にも繋がります。


また、年次点検においては停電状態にしたうえでの点検が必要になるため、トラブルが生じた場合に備えて、必要に応じて機器のバックアップなどをしておくことも大切です。


分電盤の点検は、適切な資格や役割をもつ担当者が実施する必要があります。具体的には、分電盤の点検には電気工事士の資格または低圧電気取扱業務の特別教育修了資格が必要です。


電気工事士は、電気設備に関する専門的な知識と技術を習得しており、安全かつ正確な点検作業を行うことが可能です。また、低圧電気取扱業務の特別教育修了者は、低圧の電気設備に関する基本的な知識を習得しており、一部の点検作業を行えます。


分電盤の点検は目視での確認だけでなく、専門的な知識が必要になる作業も含まれるため、適切な資格や経験を持つ担当者が実施する必要があります。


愛知県豊橋市のK's電設は、戸建て住宅からマンション、ビル、オフィス、工場まで、あらゆる物件の電気工事ができる対応力の高さが自慢です。豊富な実績とノウハウを活かし、お客様のニーズに合わせた最適なプランをご提案いたします。


また、K's電設では、太陽光発電の設置工事はもちろん、各種電気工事のメンテナンスにも対応可能です。弊社は各種電気工事に対応可能なため、細かな工事の種類ごとに別々の業者に依頼した場合に比べ、打ち合わせの手間やコストを減らすことが可能です。設計から施工、メンテナンスまで幅広くサポートいたしますので、安心してお任せください。


工場の電気工事の施工実績も豊富にあり、お客様のニーズにとことんお応えし、高い技術力による満足度の高い工事をお約束します。電気に関するお悩みは、どんなに小さなことでもお気軽にご相談ください。



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