オーロラはなぜ出来る?オーロラが発生する仕組みとメカニズムを紹介!

オーロラとは、電気を帯びた粒子が太陽から地球へ飛んでくるときに、大気と衝突することで起こる放電現象を指します。粒子が太陽から飛ぶときには、地球のN極やS極に引き寄せられますが、電気と空気の粒同士が当たると緑・赤・白・ピンクなどの光が出ます。この発光の仕組みは、蛍光灯やネオンサインでも同様に見られます。



オーロラは、太陽風が地球に押し寄せるのを防ぐ現象です。太陽風は、太陽の表面で起きる爆発がきっかけで起こるものであり、地球に悪影響を及ぼすことがあります。これを防ぐために、地球の周りには磁気圏という磁場のバリアが存在しているのです。


ただし、磁気圏が全ての太陽風を防ぐことはできず、太陽風の一部は地球に侵入します。この太陽風が、一部の地域にエネルギーを運ぶため、オーロラが見られる地域は限られるのです。


オーロラを見る場所や時間帯によって、オーロラの色が異なるのは、酸素や窒素などの大気中の成分が関係しています。晴れている・雲が出ていない・辺りが暗いことなどが、オーロラが見られる条件です。