電柱の上にあるバケツみたいなアレは何?実はとても重要な役割なんです。

皆さんは、電柱の上の方にバケツのようなものがついているのを見たことはありませんか? これはもちろん飾りではなく、「柱上変圧器」という重要な装置なのです。


柱上変圧器は、配電用変電所から送られてくる電気の電圧を下げる役割を果たしています。発電所で生み出された電気は、だんだん電圧を下げながら送られますが、配電用変電所を出た時点ではまだ6,600ボルトもあり、そのままでは一般家庭で使えません。そのため、柱上変圧器によって家庭用の100V~200Vに電圧を下げ、各家庭に送っているのです。


柱上変圧器の内部には鉄心とコイルが入っており、絶縁のために油で満たされています。コイルには導線がたくさん巻かれている高圧コイルと、巻き数の少ない低圧コイルがあります。この2種類のコイルの電磁誘導を利用して、電圧を調整するという仕組みです。


また、容量は5・10・15・20・30・50・75キロボルトアンペア用があり、受け取る電力の量に応じて使い分けられます。定格容量の増加に伴って重量も増し、最大413kgにもなります。こういった何気なく設置されている装置があるからこそ、どこでも当たり前のように電気が使えるのだということを知っておいてください。