扇風機の寿命はどのくらい?異音や振動も故障のサインです!

扇風機は、暑い夏を涼しく過ごすために欠かせないアイテムです。単体で涼むのはもちろん、エアコンと組み合わせて冷房効率をアップさせるなど、多くの場面で活躍します。しかし、ある日突然扇風機が故障してしまうこともあるでしょう。なるべく故障する前に買い替えたいところですが、扇風機はどのくらい持つものなのでしょうか?


機種によって差はありますが、扇風機の耐用年数(寿命)は5年~10年程度で、平均すると約8年です。耐用年数に関わる要素の1つがモーターの種類で、大きく分けるとACモーター(交流式)とDCモーター(直流式)があります。


DCモーターは最近の扇風機に採用されており、作動音は静かで消費電力も小さいのがメリットです。その代わりACモーターよりも耐用年数が短く、価格も高い傾向にあります。最近の扇風機は昔のものに比べ、寿命を少し短めに見積もっておきましょう。


また、扇風機の寿命が近づいてくると、さまざまな不具合が発生するようになります。振動やブーンという大きな音、キュイーンという異音などは、いずれも寿命を知らせるサインです。そのまま使い続けると、扇風機が発熱したり異臭を放ったりし、最悪の場合は発火するおそれもあります。


そのため、古い扇風機は無理に使い続けず、耐用年数が近づいてきたり不具合が発生したりした時点で、新しいものに買い替えることが大切です。もちろん、こまめにメンテナンスを行えば、寿命を延ばすこともできます。扇風機を適切に使って、日本の厳しい夏を乗り越えましょう!