リモートワークで昼間の電力消費が増加!電気機器の使い方を見直して節電しましょう

最近は新型コロナウイルスの感染対策として、リモートワークをする方が増えました。その結果、昼間の電力需要が増大していることが、データからも明らかになっています。電気代が高くなってしまっているご家庭も多いと思われますが、どうすれば少しでも電気代を節約できるのでしょうか。


1番のポイントは、消費電力量の大きい電気機器の使い方です。家にはさまざまな家電がありますが、消費電力量の上位4つは電気冷蔵庫・照明器具・テレビ・エアコン。この4つだけで、家庭の消費電力の約40%を占めています。つまり、これら4つを中心に使い方を見直すと、他の細かな家電を消すよりも効率よく節電ができるのです。



たとえば、使っていない部屋の照明を消す、テレビを何となくつけっぱなしにしない……といった気配りをするだけでも、十分節電につながります。エアコンの設定温度も、少しだけ上げたり下げたりするといいでしょう。


その他、温水便座や電気ポットなども、意外と電力を消費しています。温水便座は季節に合わせて温度を調整し、保温のためにフタを閉めるといいでしょう。電気ポットはお湯を保温するのではなく、必要な時に必要な分だけ沸騰させる方が電気代を節約できます。自宅のどこで無駄が発生しているのか、いろいろ調べてみるのがおすすめです。


余談ですがつい先日、東北で起きた地震の影響などにより、東京電力の管内で電力需給が逼迫するという騒動が起きました。他の地域でも、いつまた同じような事態が起きるかわかりません。日中の節電に努めることは、このようなトラブルへの対策にもなると考え、リモートワーク中の電気の使い方を見直しましょう。