厳しい日本の夏を乗り切る上で、もはや必要不可欠といってもいいのがエアコンです。もし真夏にエアコンが故障してしまえば、大変なことになるのは間違いありません。故障する可能性があるなら早めに買い替えたいところですが、適切なタイミングはいつなのでしょうか。
まず意識しておきたいのは、やはりエアコンの寿命です。使い方にもよるので一概にはいえませんが、エアコンの平均的な寿命は13.5年程度とされています。また、エアコンの修理用部品の最低保有期間はメーカーごとに定められており、例としてパナソニック・三菱は10年、シャープは9年です。したがって、購入後10年を迎える辺りから、買い替えを検討しておくのが望ましいでしょう。
そして、故障を知らせるサインにも気を配っておく必要があります。エアコンをつけると異音がする、風が臭う、稼働しても涼しくならない・暖まらないといったトラブルが起きているなら、買い替えを検討した方がいいでしょう。メンテナンスで改善する場合もありますが、いずれにしても一度専門業者に相談しておくべきだといえます。
なお、この夏のエアコン稼働でこういった不具合が出てきたら、9月~10月に買い替える計画を立てておくのもおすすめです。この時期は量販店が決算セールを行い、エアコンの上位モデルがモデルチェンジをする直前でもあるため、最新に近い高性能のエアコンを安く購入できます。新しいエアコンは省エネ性も優れており、電気代が節約できて結果的にお得になることも多いので、ぜひ買い替えを検討してください。