照明器具には自分で取り付けられないものもある? 設置や業者選びのポイントを解説

ご自宅やオフィスで使われる照明器具には、実にさまざまな種類があります。デザインや機能にこだわって選ぶことで、快適かつ素敵な空間を演出できるのです。一方、照明の取り付けには注意すべき点も多く、適切な業者選びが欠かせません。ここでは、照明の工事をする際の注意点や、優良業者を見分けるポイントについて解説します。




■自分で取り付けてはいけない照明器具もある



照明を取り付ける際にまず気をつけていただきたいのは、自分で取り付けてはいけない照明器具もあるということです。一般に流通している照明の多くは、いわゆる引掛シーリングに接続すればいいため、誰でも取り付けることができます。しかし、電気配線と照明器具を直接結びつける「直付け型」の照明器具は、取り付けに「電気工事士」の資格が必要なのです。


直付け型の代表的な照明器具としては、壁に取り付ける「ブラケット型」や天井に埋め込む「埋め込み型」、天井からぶら下げる「ペンダント型」、そして水回りの照明などが挙げられます。これらの照明を取り付ける時は、電気配線との接続に加えて、天井・壁の穴あけやビス打ち、補強工事なども行わなければなりません。


もし資格のない方がこれらの取り付け工事を行えば、法律違反になってしまいます。加えて工事に不備があれば、照明器具の落下や感電、漏電、停電、火災といった事態を引き起こしかねません。決して自分で取り付けず、資格を持った専門業者に工事を依頼しましょう。




■照明は部屋に合わせて選び、費用も意識しよう



照明を取り付ける時は、資格以外にも気をつけておきたいポイントがたくさんあります。最初に目を向けていただきたいのは、部屋の用途に合った照明を選ぶことです。照明を壁に取り付けるのが天井に取り付けるのかだけでも、部屋の雰囲気は大きく変わります。部屋のデザインとの相性を考慮したり、寝室は寝たまま操作できるようリモコン式にしたりといった配慮も必要でしょう。


また、費用はなるべく抑えたいところですが、そのために重要となるのが「新設工事なのか、増設工事なのか」です。新設工事の場合、新たに電源やスイッチを設置する必要があるため、どうしても費用が高くなります。一方、増設工事は既存の電源やスイッチを利用するので、新設に比べて費用を抑えられるのです。


さらに、照明器具の種類も費用に影響を与えます。シャンデリアのような大型の照明器具は、天井の補強工事が必要なことが多く、費用も高くなりやすいでしょう。これ以外にも、複雑な工事が必要な照明は、工事費用が高くなります。特殊な照明は、照明器具自体の費用も高い傾向にあるため、よく考えて選ぶことが大切です。




■見積もりを比較して相談すれば、優良業者を選べる



自分で取り付けられない照明の場合、設置は専門業者に依頼することになります。また、コンセントや引掛シーリングなどを増設する時も、やはり業者を頼ることになるでしょう。工事を成功させるためにも優良業者を選びたいところですが、どのような点に注目すればいいのでしょうか。


最初に必ず確認すべきなのは、電気工事士の資格を持っているかどうかです。これはホームページなどで確認する他、当日に担当者が出してきた名刺も確認するといいでしょう。ホームページに記載の住所や電話番号が正しいのかどうか、確認しておくことも大切です。Google マップを使えば、会社の外観を確認できます。


そして、依頼する前には複数の業者から無料見積もりを取って比較しましょう。見積もりを比較すれば、明らかに料金の高すぎる業者や、逆に安すぎる怪しい業者を見分けることができます。工事費や材料費など、費用の内訳を細かく記載してくれている業者は信頼性が高いので、ぜひ参考にしてください。


もちろん、依頼者の相談にしっかり乗ってくれるかどうかも重要です。依頼者の要望や悩みを聞いた上で、適切な製品や工事を提案してくれる業者は信頼できます。業者選びも工事計画のうちですから、よく検討して選びましょう。




■まとめ


愛知県豊橋市のK‘s電設は、あらゆる物件の電気工事を手掛けています。設計から施工、メンテナンスまで何でも対応可能ですので、電気工事に関してご不明な点や不安なことがありましたら、お気軽にK‘s電設までご相談ください。