現役の職人が解説! 電気工事士に転職する方法



さて昨今「働き方改革」という言葉が社会を駆け巡っていますね。

以前ならば、大企業に就職して多額の給料をもらうことこそがステータスとされていましたが、現在その価値観は大幅に変わり「自分の好きなことをする」「やりたいことを仕事にする」という働き方が注目されています。


その結果、1年でどれくらいの人が転職しているかご存知ですか?

厚生労働省が発表した雇用動向調査によると9.9%。

約10人に1人は転職しているということになります。


もはや転職することは当たり前。

皆さんが「やりたいこと」や「興味があること」に挑戦し、チャンスを捕まえているのです。



そこで今回は、愛知県豊橋市のK‘s電設が普段取り組んでいる「電気工事士」に転職したい方に向けて仕事内容、必要な資格や経験、向いている人、年齢にリミットはあるかなど、転職する方法や知っておいてほしいポイントなどをご紹介します。




■電気工事士の仕事内容と必要な資格、実務経験




電気工事士とは、その名の通り電気工事をする仕事。建設業に属していて、送電線や配電線、電灯、電力機器などの電気設備系統の設備工事を専門にしています。


なかでも難しい工事や規模の大きい工事は、一定の資格がある人でなければ実践できません。

その資格を持った方を「電気工事士」といいます。



「電気工事士」には「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」の2つがあります。


第二種電気工事士の場合は、一般財団法人電気技術者試験センターが実施する学科試験と技能試験をクリアするだけで資格を得られます。

第一種電気工事士の場合は、合格した後に3年または5年の実務経験を積んで、晴れて資格をゲットできるのです。



企業によっては、資格取得のサポートをしてくれる会社もあり、取得後そのまま数年間働いて技術を磨きながら第一種電気工事士を取得する方もいらっしゃいます。




■どんな人が電気工事士に向いているの?


では、どのような人が電気工事士に向いているのでしょうか。



1.体力のある人


電気工事士に必要なのは体力です。重量物を運ぶことがありますし、日中は歩き回らなくてはいけません。加えて効率性や作業のスピードが必要になります。


2.コミュニケーション能力に長けている人


チームで進める仕事なのでコミュニケーション能力も重要です。みんなで人々の暮らしを支えることにやりがいを感じる方は、向いているでしょう。


3.未経験でもやる気のある若い方


もちろん実務経験がある方に比べれば、実力は劣りますが、現在、業界内に流れる風潮としては、未経験として入社して取得した電気工事士の資格を生かしたいという方のやる気が尊重されています。

電気工事をしたいという気持ちがあれば経験者・未経験者問わず、広く間口があいている業界といえるでしょう。




■転職する年齢にリミットはあるのか



「○歳までが働ける」と明確に指定はありません。

しかし、年を取るにつれて体力面での不安を感じる方は多いことでしょう。


ただし、人生経験が多いほど、コミュニケーション力やチームワークに長けているケースもありますので「電気工事をしたい」という強い意欲や興味があれば、採用される場合もあります。


若い職人を求めている企業が多いので、苦戦を強いられるかもしれないですが、挑戦する価値はあるでしょう。



■まとめ


電気工事士に転職して活躍するためには、まず会社の門をたたいてみるのが手っ取り早いでしょう。資格の勉強をしながら現場で実務経験を積むことで第一種電気工事士としての道が開けると思います。



K's電設には、第一種電気工事士の資格を持つ電気工事士が多数おります。電気工事士に興味がある方や詳しいことを聞きたい方は、お気軽にこちらからお問い合わせください。