皆さん、こんにちは。愛知県豊橋市を拠点に、電気工事の設計から施工・メンテナンスまで一貫対応しているK’s電設です。
新生活家電をまとめて買い替えたり、機器を増やしたりした途端に「ブレーカーが落ちる」「同時に使うと電気が止まる」という声をよく伺います。
これはご家庭だけでなく、小規模オフィスや新規事務所の開設時にも起こりがちなトラブルです。
その原因の多くは電気容量不足にあります。この記事では、電気容量の基本と、電気容量不足のサイン、対策の考え方、工事が必要になる判断ポイントまでを整理します。
■ブレーカーが落ちるのはなぜ?「電気容量」の基本

電気容量とは、同時に使える電気の上限のことです。
ご家庭や小規模オフィスなどでは、電力会社と契約アンペア(A)を決めており、上限を超えると安全のために電気が止まる仕組みになっています。たとえば電子レンジやIHなど消費電力の大きい家電を同時に使うと、容量不足が表面化しやすくなります。
一般的な契約アンペアの目安は次のとおりです。

契約アンペアは、分電盤(ブレーカーボックス)で確認できます。ブレーカー本体に「40A」「50A」などと表示されているので、まずは表示の数値を見るとよいでしょう。色で判別できる場合もあり、一般的には灰色=40A、茶色=50A、紫色=60Aとされます(電力会社や機器仕様により異なるため、あくまで目安です)。
ブレーカーの落ち方で分かる、電気容量不足の3つのサイン

電気容量不足は、次のような形で現れます。
①ブレーカーが頻繁に落ちる
複数の機器を同時に使ったときに落ちる場合は、契約アンペアが足りていないか、特定の回路に負荷が集中している可能性があります。
②特定のコンセントだけ落ちる(安全ブレーカー)
分電盤内の小さなブレーカーが落ちる場合は、そのコンセント回路で電気を使いすぎている状態です。100V回路の場合、1回路あたりの上限は一般的に20A(2,000W)とされており、高出力機器の同時使用で上限に達しやすくなります。
③電力会社から「増量できない」と言われる
契約アンペアを上げようとしても、建物側の配線条件によっては増量できないことがあります。特に築年数が経った建物では、引込線や屋内配線が現状のままでは対応できず、幹線ケーブルの更新(引き直し)と分電盤の交換を検討する必要があります。
電気容量不足への対策!まずここから確認を
電気容量不足の対策は、原因を順に確認していくのが基本です。
STEP 1:契約アンペアを上げる(電力会社に依頼)
これまでの配線や分電盤に問題がなく、単純に使用量が増えた場合は、電力会社への申請で契約アンペアを変更できることがあります。費用は原則無料ですが、メーターがアナログ式の場合はブレーカー交換が発生することがあります。なお、電力会社から増量できないと言われた場合は、幹線ケーブルの引き直しや分電盤の交換など、建物側の工事が必要になります。
STEP 2:分電盤(ブレーカーボックス)を交換する
分電盤が古いと、回路数が足りず、負荷が一部の回路に偏りやすくなります。その結果、機器を増やしただけでブレーカーが落ちやすくなることがあります。
設置から年数が経っている分電盤は、内蔵ブレーカーの更新目安(約13年)も参考にしながら、現場の状況を見て交換を検討します。
STEP 3:専用回路を増設する
IHクッキングヒーター、エアコン、洗濯乾燥機などは、他の機器と回路を共有せず「専用回路」として独立させることが推奨されています。専用回路がないまま使用すると、ほかの機器と合算されて上限に達しやすく、ブレーカーが落ちる原因になります。
事業所でも、空調や複合機など消費電力が大きい機器は回路を分けることで、電源トラブルを防ぎやすくなります。
電気設備について気になる点があれば、規模を問わずお気軽にお問い合わせください。
■「自分でアンペアを変えればいい」は要注意

契約アンペアの変更は、電力会社への手続きで進められる場合があります。
ただし、分電盤の交換や配線の増設、回路の新設といった工事は、電気工事士の資格が必要です。無資格での作業は電気工事士法に抵触するおそれがあるだけでなく、漏電や火災といった事故につながりかねません。
「機器を増やしたらブレーカーが落ちるようになった」「電源が不安定で業務に支障が出る」といった症状がある場合は、契約の問題なのか、分電盤や回路構成の問題なのかを見極める必要があります。まずは電気設備工事の専門家に現状を確認してもらうことをおすすめします。
K’s電設にご相談ください(現地調査・お見積り無料)
K’s電設(愛知県豊橋市)は、住宅・マンションから工場・商業施設まで、電気工事を設計から施工、メンテナンスまで一貫して対応しています。分電盤の交換、契約アンペア変更に伴う工事、専用回路の新設など、電気容量に関するご相談もお気軽にどうぞ。
現地調査・お見積りは無料です。愛知県・静岡県を中心に、東三河・遠州エリア全域に対応しています。その他地域についても、まずはご相談ください。
■電気容量の見直しから設備更新までK’s電設がサポートします

愛知県豊橋市のK’s電設は、戸建て住宅からマンション、ビル、オフィス、工場まで、幅広い建物の電気工事に対応しています。新生活家電の導入や事業所の機器増設で起こりやすい電気容量不足も、現状を確認したうえで、契約アンペアの見直しから分電盤交換、専用回路の新設まで、状況に合わせてご提案します。
また近年は、省エネや設備更新の流れの中で、電気の使い方や設備条件を見直す場面が増えています。K’s電設では太陽光発電の設置工事をはじめ、各種電気工事のメンテナンスにも対応しているため、工事内容ごとに業者を分ける手間や調整の負担を抑えることが可能です。工場の電気工事でも豊富な施工実績があり、確かな技術で安全な設備環境づくりをサポートいたします。
電気容量のことはもちろん、電気に関するお悩みがございましたら、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

